淫夢厨と学ぶ心理学

公認心理師に合格した心理学系の淫夢厨(院生→病院勤務)が、勉強したことを暇な時に淫夢ネタとして紹介していくブログ。自分の淫夢語録が貧しすぎて記事がつまらないことが悩み。臨床心理士は2次試験街

第1種指定大学院の現実と闇 その1

更新あくしろよってもうn回目過ぎて草も生えん。

 

今日はまじめに院生を半年やってくるとね、やっぱりそれなりに大学院の闇を感じる機会が増えましたね...

 

もしかしたらこの記事を読んだ方は、心理士を目指すことに疑念を抱くかもしれません。

そもそもワープアなんでね、はい。

6年も大学生やらせてもらっても、やっぱり感情労働でメンタルやられましたぁ!って方、多いのも現実です。

 

 

さてさて、まだ半年しか院生やってませんけども。

たった半年で見え隠れする臨床心理士公認心理師の受験資格を満たすためだけの

大学院の実情をお伝えしたいと思います。

 

全ての大学院がこんなに酷い・・・なんてことはありません!

組織としての問題もありますから。

 

 

 

リンクを設定したいところですが...出来てなくて申し訳ない。

 

1.実習時間稼ぎ

2.学生がカウンセリングする(ファッ?!

 

 

 

臨床心理士試験、または公認心理士試験を受けるにしても、必要になってくるのが

実習時間

 

こいつが足りてないとやべぇんですよ。

受験資格を得るために必要な実習時間、なんです。

 

もちろん技能を磨いたり、本当にモチベ高く学外実習に行く人もいます!

前期から勉強して病院実習に行かれている方もいます。

ただ大学院の難易度に比例するのかどうかわかりかねますが...「んーちょっとこいつ何しに来たんだろう」

 

みたいな院生います。邪魔ですね。

 

しかしながら大学院に入った以上、実習時間は確保せねばならぬ。

実習時間をたくさん確保するためにはどうしたら良いでしょうか。簡単です。クライエントを増やせばそれだけケースも増えるので、どうとでもなるのです。

 

ではどうするか!?

 

大学と大学病院が併設している場合だと、大学病院に来談された方の中から、クライエントとして大学院の相談センター(各大学院によって名称は異なります)に紹介することが多いようです。

 

しかしなかなかそのような大学院はそう多くはありません。

 

仲のいい開業している心療内科や、精神科病院から紹介してもらうことも多々あるようです。

これにはきちんと理由があり、病院やクリニックでカウンセリングを希望すると経済的な負担が大きくなることがあります。保険点数がつきますから。

しかし大学院の相談センター等では、1回あたり1000〜2000円と割安です。

そこで、病院やクリニックは比較的症状の軽い患者さんに、通院と併用し相談センターでのカウンセリングを提案するわけです。

ここら辺の話は、精神疾患の種類や程度によって大きく左右されるので参考程度に!!!

 

病院やクリニックでカウンセリングを受けるならば、ほぼ確実に臨床心理士公認心理師の方がカウンセラーとしてお話を聞いてくれます。

 

では大学の相談センターの場合は・・?

 

入学して半年やそこらの院生に、相談員や研修生の名目でカウンセリングをさせる。

 

 

クライアントは本当に悩みや精神疾患を抱えて来談された方々です。

病院やクリニックから、〜〜としっかり診断されてお見えになることもあります。

お金も病院ほどではありませんが頂いてます。(院生の財布には入りません)

 

嘘やろ?!

 

って思いました。私は。

 

え?ぺーぺーやん?!

半年やそこらの勉強でカウンセリング出来たら世の中に悩みなんかないわ!

クライエントさんは院生のモルモットちゃうねん。実習時間稼ぎに使ってんなよ。

マジで悩み抱えてどうしようもなくて、それでも重い腰を上げてんねん。

 

はっきり言おう。

まだ半年やそこらの私たち院生にお悩みを話されても、クライアントの発するお言葉には含蓄がありすぎて返す言葉もございません。

ただただ傾聴するのみです・・・・お悩みに寄り添うことしか出来ません

 

え?カウンセラーって何かしてくれるんじゃないの?

と思われた方は本当にごめんなさい。大学院にもよりますが、多くの場合臨床心理士の方が数名在籍しております。

初回来談時にご希望があれば、心理士の方がカウンセリングを継続します。それ以外は・・・・ほぼ素人がカウンセリングします。

 

 

閑話休題と行きたいところですが、やはり院生にも適正やモチベの有無があります。

少数ですが、中には時間稼げたらそれでいいや、と。同じ人として恥ずかしいような院生もいるのが現実です。

基本的にモチベーションはどの院生も高く、カウンセリング や新しいクライエントさんとお話しする前にはめちゃくちゃ予備知識をぶち込んでいます。それでも素人です。

 

臨床心理に進む人の多くは何かを抱えて生きてきた方が多いようです。

(逆に私は何も苦しまず行きてきた人間ですから、院生の中では希少種ですが。)

したがってクライエントさんの気持ちが痛いほどわかる、と涙ながらに吐露するときもあるようですが、私情をカウンセリング に入れてしまうのは良くないと思う・・・

 

って書いてたら、まさにタイムリーなツイートを見かけたので。

 

 

 

 

この記事を読まれている数少ない方は恐らく受験前(あ、受験前ならこんなブログ開かないか・・・)まぁ誰にせよ、少しでも現実を知って頂きたく思います。

私は別に意識高い系ではありませんが、クライエントさんファーストで常に動けるよう努力はしております。しかしながらこんな闇を知ってたら心理士やめたくなるなぁ、とも思うわけです・・・・

 

まとまりが無くなりつつあるので、次回は淫夢要素強めの受験勉強に役立つ内容の記事を書こうと思います。

 

こんな駄文をここまで読んで下さってありがとナス!!